やっぱり南向きの土地がベストなのか?
2023年03月30日 12:29:16
やっぱり南向きの土地がベストなのか?
家や土地を探す時、日当たりを気にされますか?
大抵の方は、日当たりの良い南向きの家や土地をまず探されると思います。
しかし、本当にそれが一番ベストなのでしょうか?
あなたのライフスタイルに本当にあっているか考える必要があります。
今回は東西南北それぞれのメリットやデメリットを紹介し、日当たりの良い部屋をつくる方法をご紹介します。
南向き
南向きの土地は、一日中日当たりが良いのが大きなメリットです。冬も日差しが入るため部屋が暖かく、暖房などの電気代も抑えることができます。
また洗濯物も乾きやすいので、バルコニーや物干し部屋も南向きが最適でしょう。
デメリットとしては、家具や床・壁紙などが日焼けをしやすいという点です。
そして、一般的には日当たりの良い土地は人気があるため、物件価格は高めになります。
北向き
北向きの土地は、夏場は涼しく快適に過ごせるのが大きなメリットです。また、家具や床・壁紙が日焼けしにくいのも嬉しいポイント。
物件価格としては南向きの土地に比べて低めになります。
しかし、冬場はどうしても日差しが入りにくいため、暗く寒くなりがちで、暖房などの電気代がかかってしまうデメリットがあります。
また、洗濯物が乾きにくかったり、湿気でカビが発生しやすいデメリットもあります。
東向き
東向きの土地の大きなメリットは、朝日がたっぷりと取り込めることです。
午前中は部屋が暖かく、朝早くから洗濯物が乾きやすいので、午前中に家事を済ませたいという人に向いているでしょう。
しかし、午後は日の光が入りにくいので、家の中が暗くなり冬場は寒くなることがデメリットです。
西向き
西向きの土地のポイントは「西日」でしょう。
西日が入るので、冬場でも夕方までぽかぽかと暖かく過ごせるでしょう。
朝日は入らないので、朝ゆっくり起きたい方や夜勤がある方にはぴったりです。
しかし、夏場はどうしても西日が強く気温が上がりやすいのがデメリットです。
遮熱タイプの窓ガラスを設置したり、ブラインドや遮光カーテンで西日対策が必要でしょう。
日当たりの良い部屋を作る方法
1.窓の大きさ・数・位置を検討する
・吹き抜けで天井を高くする
・天窓を設置する
2.間取りを工夫する
・2階リビングを設ける
・リビングは南側に設ける
3.インテリアを明るくする
・明るいカラーの壁紙・床材にする
・カーテンはレース素材にして光を取り入れやすくする
4.大きい鏡を置く
・光を反射させる鏡を利用して部屋に光を取り入れやすくする
南向きの土地が必ずしも良い土地とは限りません。
それぞれの方角でメリット・デメリットがありますので、あなたのライフスタイルにはどんな向きの土地が合っているのか検討が必要です。
南向きだけにこだわりすぎず、隣家との距離や土地の形状などさまざまな条件をチェックしご検討ください。
どんな些細なことでも椿野建築工房へお気軽にご相談ください。
あなたの理想の家づくり親身になってお手伝いいたします。
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