薪ストーブで心も体も暖かく 〜本物の火がある贅沢を〜
2022年11月11日 09:50:51
薪ストーブで心も体も暖かく
〜本物の火がある贅沢を〜
薪を燃料として使用する暖房器具 「薪ストーブ」
一度は憧れたことがある方も多いのではないでしょうか?
薪ストーブは基本的に、燃料である薪を燃焼させ、温められたストーブ本体からの輻射熱
(遠赤外線)で室内を暖めます。
ですので離れたところまで熱が届きやすく、家全体をやわらかく暖めてくれます。
今回は、そんな薪ストーブの魅力や注意点についてご紹介いたします。
薪ストーブを設置するか迷われている方は是非参考にしてみてください。
電気代や灯油代がかからない、停電時に役立つ
薪が燃料ですので電気代や灯油代が不要です。
お部屋を暖めるだけではなく、同時に、天板の上で煮込み料理などもできちゃいます。
被災時や停電時にも、明かり・調理・暖房などを兼ねることができますので、非常に心強
いでしょう。
洗濯物が乾きやすい
冬場はどうしても洗濯物がカラッと乾きにくいですよね。
薪ストーブがあれば冬場の室内干しでも、カラっと乾くのでとても便利です。
環境にやさしい
薪はバイオマス燃料です。木を植え森を創り、伐り出した端材を薪にすれば、循環型のエ
ネルギー消費が可能になります。
燃料費(薪)やメンテンナンス費用がかかる
定期的な煙突掃除をしないと室内がススだらけになってしまいます。
煙突掃除は最低でも年に1回、コーキング材の確認は5年に1回は行う必要があります。
冬場はまとまった量の薪を準備しなくてはいけません。
気温などによっても異なりますが、夕方から就寝まで薪ストーブをつけるなら、太い薪が
およそ1束6~10本ほど必要になると言われています。
薪は、造園業者さん、森林ボランティアなどで分けてもらうこともできますし、ホームセ
ンターや薪の販売会社などで購入することもできます。
あらかじめ近所に購入するお店があるか、また価格はいくらなのか?を事前にリサーチを
しておくことをオススメします。
薪の保管スペースの確保
切り倒されたばかりの木は、水分を多く含んでいます。薪ストーブに使用するには少なく
とも1年は乾燥が必要です。
そのため、自宅に薪を保管するスペースを確保しなくてはいけません。
暖まるまで時間がかかる
着火してから家全体が暖まるまで、数十分から1時間ほどかかる場合があります。
煙突の煙が近所に影響する場合がある
風向きや煙突の位置によっては薪ストーブの煙が近隣の迷惑になることもあります。
住宅密集地の場合は特に気をつけなくてはなりません。
設置工事に取り掛かる前には、近隣の方へのご挨拶や安全性の説明などを行うことをおす
すめします。
いかがでしたでしょうか?
薪ストーブは非常に手間ひまがかかることが分かりましたね。
あなたは「負担・面倒」と捉えるか、それとも、「楽しみ」と捉えるか。
楽しみと捉えることのできるあなたなら、豊かな暮らしや体験を重ねていけることでしょ
う。
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