①日本住宅の寿命

日本の住宅の平均寿命をご存知ですか？


約２０〜２５年だそうです。


長いですか？短いですか？

では、欧米先進国の住宅の平均寿命はどのくらいでしょう。 


アメリカ⇨約５５年
イギリス⇨約７７年


これを聞くと、日本の住宅がいかに寿命が少ないかわかりますね 。

なぜ、こんなに違うのでしょうか 。


日本は第二次世界大戦で、多くの住宅が焼失しました。 戦後しばらくの間に建てられた住宅は、性能がしっかりしていないことが多く、短期間で建て替えられました そういった背景から、建物の価値は２０年程度だという認識が広まってしまったのではないかといわれています 。

また、修繕やリフォームをしながら続けるいう習慣が日本にはありませんでした。

住宅投資にリフォームを占める割合ですが、 

日本⇨２７.９％に対し、
イギリス⇨５７.３％ 

ドイツ⇨７６.８％


となっています。


適切なリフォームやメンテナンスをすれば、住宅は１００年以上持つとも言われています （中古住宅流通促進・活用に関する研究会より）
驚きですよね。 

そこで最近
持続可能な「サスティナブル住宅」に注目が集まっているのです。 



次回は、そんな「サスティナブル住宅」とは一体何か？
についてお話ししていきます 。



次回へつづく