地盤調査の大切さ
2024年12月06日 15:00:00
地盤調査の大切さ
地盤とは、お家の基礎を支える地面のことです。
最近は、急な大雨や急な気象の変化が大きいですよね。
自然災害とうまく付き合っていかなければいけないと日々感じています。
お家づくりを始めるにあたって、自然災害にどう対応できるかを考えるのもとっても大事なことの1つです。
見た目は固そうに見える土地でも、実は中は柔らかい場合もあります。
そんな土地に建物を建ててしまうと、自然災害があった場合に家が傾いたりしてしまう恐れがあります。
家が傾いてしまうと、ドアや窓が開けれなくなったり、めまいや頭痛、自立神経失調症などの健康被害にも影響が出てきてしまいます。
そうならないためにも、建てたい土地を見つけても、それで終わりではなくしっかりと地面の中身を見る「地盤調査」がとっても重要です。
(※建築基準法の改正により、地盤を調べることが定められています)
地盤調査の種類
①SWS試験
安価で手軽に調査ができるため、SWS試験を採用する住宅が多いです。
SWS試験では、「ジャリジャリ」といった音や、感触を頼りに土質を推定しています。
しかしそれだけでは、地盤が変形するかどうかまでは調べることができません。
②ボーリング調査
土を採取して土質を極めて正確に調べることができます。しかし、調査料金は高価になります。
③SDS試験
SWS試験を進化させた地盤調査方法です。
SDS試験では、トルク値や貫入量といった数値データ、さらに地形や近隣データを参考に、土質の解像度を高めることに成功。
ボーリング採取試料の粒度試験とSDS試験による土質判別の相関は85%以上の精度をもちます。
椿野建築工房では、このSDS試験を採用しております。
また、SDS試験に併せて水位調査も行うことで、液状化リスクも調べることができます。(液状化調査)
液状化調査とは?
液状化によって地盤沈下が起こると、建物が傾斜してしまうことがあります。
液状化は、一度起こった地層でも、浅部については再び起こる可能性があるという研究結果もあるため、一度液状化が起こった地盤は注意が必要です。
自治体のハザードマップなどでも液状化リスクを調べることができます。
椿野建築工房では、地質や地形によっては液状化調査を一緒にご提案しております。(オプションになります)
まとめ
住まいは建てたら終わりではありません。
椿野建築工房では、建てた後もお客様が心から安心して暮らせるよう、最長20年のサポートシステムをご用意しています。
地盤と建物の長期保証で、あなたの暮らしを末長く快適な暮らしをお約束致します。